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IT FukuSanButsu Blog

社内インフラエンジニアの自宅からはじまるIT
自宅のPCに向き合いながら気づいたことや個人的な知見をまとめています


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しらせ(HN)
とあるIT企業のインフラエンジニア。プライベートでは開発もちょっとやります。
※本ブログの内容はすべて個人の見解であり、所属する企業とは関連ありません。
2023/09/30 暫く更新停止中m
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【田】Windows11をローカルアカウントでクリーンインストール

2022/11/05
2022/12/31

OS


お疲れ様です。
しらせです。

メインで使っているPC(Windows10)の調子がめちゃくちゃ悪いんですよね。

スリープから起動すると高確率でエクスプローラーが壊れます。

最近ではWindows11が利用できるようになったこともあるのでもう新規にインストールしなおしました。

もくじ

物故割れたWin10

思い返すと確かに過去に一度、起動中のPCが電源ごと引っこ抜けてしまったことがあったんですよね。

システムの修復とか、チェックディスクとかやって不具合は修正されているように見えたんですが。。

スリープから復帰すると、、、

どうしてもこうなります。。

エクスプローラーがバグって内にも操作を受け付けなくなります。

アイコンの位置などもバグってるし、タスクバーも消え去り、、

アイコンのキャッシュ削除をしても必ず再発します。

もう直らねぇな。

ということで、予てから気になっていたWindows11に切り替えちゃおうと思います。

ただOSの内部がぶっ壊れている可能性があるので、アップグレードではなく完全に新規で。

バックアップとクリーンインストール

バックアップ

まずはデータのバックアップをします。

キャプチャを取り忘れましたが、今使っているPCは合計で4つのディスクを積んでいます。

  • C(M.2 500GB)
    メインのOS領域
  • D(WD-HDD 2TB)
    データ保管領域
  • E(WD-HDD 3TB)
    バックアップ用領域
  • F(SSD 500GB)
    Hyper-Vマシン領域

CにあるデータはEにコピーしつつ、Cドライブはきれいさっぱり初期化しても良い状態にします。

Hyper-vのマシンイメージが入っているFドライブはそのままにします。
Windows11が稼働してからはインプレースで起動させるためです。

データのバックアップが済んだので、PCをシャットダウンしてCドライブ用のディスク以外はSASケーブルを抜いておきます。

インストール

インストールのためのメディがが必要ですが、DVDなんて使いたくないので8GB以上のUSBメモリを使います。

親切にもMicrosoft公式ページからUSBメモリをインストールメディアにするためのキットが公開されています。

(参考)Windows 11 のインストール メディアを作成する - www.microsoft.com
https://www.microsoft.com/ja-JP/software-download/windows11

USBからブートするとWindows10と同じようなインストール画面が開きます。

再起動が終わると、、、
見慣れないウィザードが始まります。
とりあえず適当に進めてみます。「日本」を選択して次へ。

キーボードレイアウトの選択。

PCのホスト名を指定。

「デバイスをどのように設定しますか?」ここは罠ですね。
「個人用に設定」を選んでしまうと、
自宅で使うだけなのにインターネットに接続して、マイクロソフトアカウントが必要になります。

マイクロソフトアカウント作るのも面倒な場合などは、ローカルアカウントで続行するために「職場または学校用に設定する」を選択します。

「サインインオプション」を選択することで「代わりにドメインに参加する」が利用できます。

ここまで来てしまえばあとは通常通り、ログイン用のアカウントとパスワードを設定するだけですね。
※秘密の質問もあります。

ということで無事インストールすることができましたー。

接続を外していたディスクの残り3本も正常に認識されました。

初期設定

ここからはWindows11のおすすめ(個人的に)の設定を入れていきます。

なるべくWindows10と同じ風に使いたいので、細かい設定を直していきます。

  1. タスクバー項目を整理する(検索、タスクビュー、ウィジェット、チャット、左揃え)
  2. 不要なアプリのアンインストール
  3. スタートメニューのピン止めの整理
  4. 標準ブラウザをChromeに
  5. 通知をオフに
  6. ネットワーク探索をオフに
  7. IPv6をオフに
  8. フィードバック間隔を常にオフ
  9. Windows Update設定
  10. フォルダオプション
  11. タスクバーの整理

1.タスクバー項目を整理する

Windows11では、タスクバーが一番変わったんじゃないかといえるくらい変わりました。

「スタートボタン」→「設定」→「個人用設定」→「タスクバー」から変更します。

検索、タスクビュー、ウィジェット、チャットはいらないのですべてオフ。
タスクバーも左揃えにします。

不要なアプリのアンインストール

不要なアプリがめちゃくちゃ多いのでいらないアプリを消します。

「スタートボタン」→「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」からいらないアプリを消します。

特にOneDriveは本当に厄介な動きをされて以前困ったので消しておきます。

スタートメニューのピン止めの整理

アプリの一覧には出ないけど、追加されているアプリがスタートメニューになぜかあります。

右クリックでアンインストールします。

標準ブラウザをChromeに

Windows標準のEdgeを使ってもいいんですが、使い慣れたChromeに設定します。

「スタートボタン」→「設定」→「アプリ」→「Google Chrome」から、「Google Chrome を既定ブラウザーにする」を設定します。

一部の拡張子がEdgeで残ったりするので手動で修正します。

通知をオフに

「スタートボタン」→「設定」→「システム」→「通知」から通知をオフに変更します。

通知が鳴るのが邪魔なので。

ネットワーク探索をオフに

「スタートボタン」→「設定」→「ネットワークとインターネット」→「ネットワークの詳細設定」から「ネットワーク探索」をオフにします。

共有もしないのでオフに。

IPv6をオフに

IPv6はその時が来るまで眠っていてもらう!!

「スタートボタン」→「設定」→「ネットワークとインターネット」→「ネットワークの詳細設定」→「ネットワークアダプター オプションの詳細」から、
開いたウィンドウのイーサアダプターを右クリックしてプロパティから「インターネット プロトコル バージョン6」のチェックを外します。

フィードバック間隔を常にオフ

「スタートボタン」→「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「診断とフィードバック」からフィードバックの間隔を「常にオフ」にします。

Windows Update設定

「スタートボタン」→「設定」→「Windows Update」→「詳細オプション」から「その他の Microsoft 製品の更新プログラムを受け取る」と、「更新を完了するために再起動が必要な場合に通知を受け取る」をオンにします。

さっき通知をオフにしたけど通知来るのか?w

フォルダオプション

適当にフォルダオプションを開いて、プライバシー回りのチェックを外したり、拡張子表示やら設定を入れておきます。

タスクバーの整理

Windows11ではタスクバーを右クリックしてもタスクマネージャーが出ないんですね。

ITエンジニアの人ならタスクマネージャーの重要さがわかると思いますが、タスクバーに登録しておくと便利です。

おまけ

Hyper-vはWindows11でも使えます。

別のディスクにイメージを入れていたので、Windows11側でも同様のディスクにあるフォルダから「仮想マシンをインプレースで登録する」を使うと、元通りのマシンが起動します^^

時々設定がかみ合わなかったり、再登録できてもなぜかセキュアブートがOnになってしまっていたりするので要注意です。

設定としては大きなところは以上でしょうか?

Windows11はタスクバーがグループ化されてしまっていたり、ウィンドウの左上のダブルクリックで閉じるができなかったり、意外と不便かも。。

sni

以上
おつかれさまでした。



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