とあるIT企業のインフラエンジニア。プライベートでは開発もちょっとやります。
※本ブログの内容はすべて個人の見解であり、所属する企業とは関連ありません。
2023/09/30 暫く更新停止中m
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【考察】妻がツイッターを始めて感じたこと
2021/06/01
インターネット
お疲れ様です。
しらせです。
妻がツイッターを始めたということで心なしか心配になって書いてます。
その昔デジタルデバイドという言葉がありました。
最近ではデジタルネイティブ世代が増えたこともあって滅多に聞かなくなった気がします。
そんな中、今現在でも情報通信機器の利便性や危険性を理解して安全に使えている人はどれくらいいるのでしょうか。
当時流行っていた掲示板2ちゃんねるでは、一度変なことを投稿すれば凄まじい数のレスが付いて罵倒されたり、動画投稿サイトでは自分の顔が映りこんでしまって怖くなって即座に削除するというようなことも経験しました。
ISDNやADLS時代とは比較にならないくらい通信速度は向上しデータも大容量化しています。
それでも、インターネットを使うためには資格も免許もいらず、個人のルールやマナーといったものを頼りに手のひらから情報が出入りするわけです。
◆子どもがSNSで自宅の電話番号や住所をさらしてしまった
◆たまたま投稿した近所の写真から自宅や職場が推測された
◆写真に写った瞳の映像から駅がバレた
◆パスワードを生年月日のような簡単なものにしてしまいアカウントを乗っ取られた
◆無限ループのスクリプトをウェブページに貼ったら捕まった
◆子どもが出会い系アプリで被害にあった
◆詐欺サイトに誘導されてお金を振り込んでしまった
などなど、インターネットを利用した犯罪や事件は多々あります。
情報処理・情報通信技術を一度でも一から学んだことがある人であれば決してやらないし、回避策やリスクの低減策もある程度心得ているはずです。(本当?
一方で、その術を知らない人たちをこの危険から守るためにはどうしたら良いのでしょうか。
私から一方的に教えを説いても聞く耳を持ってもらえないかも知れません。。。
(実際に、安全のためにECサイトでアプリを使った多要素認証を教えたものの受け入れてもらえませんでしたorz
超絶昔に私も合格した、Internet Association Japanが提供している「インターネットにおけるルールとマナー検定」みたいなものが整備されているのでしょうか。
個人的にはIPA情報処理推進機構が実施しているITパスポート試験なんかも良いかなと思っていますが、ビジネス寄りだし子どもには内容が難しめだし万人向けではないですね。
今も情報処理安全確保支援士の資格を継続していますが、本当に支援しないといけないのはこのようなユーザ層なんじゃないかなと思ってます。
今年から小学校ではプログラミング授業も始まります。
EduTechもますます重要になるはずです。
ちょっとどんな支援ができるか考えてみようかと思ったりしています。
以上